金山彦命を主祭神に、旧国弊大社で美濃国一の宮として、また全国の鉱山、金属業の総本宮として、今も深い崇敬を集めています。
現在の建物は、慶長5年(1600年)の関ヶ原合戦の兵火によって焼失したものを寛永19年(1642年)、春日の局の願いにより三代将軍徳川家光が再建したものであります。
広い境内には本殿・拝殿・楼門など、朱塗りの華麗な姿を並べ、江戸時代の神社建築の代表的な遺構18棟が、国の重要文化財に指定されています。
年間を通じて大小50余りの祭典が斉行され、5月5日の例大祭、11月8日の金山祭(ふいご祭)など特殊な神事があります。
◆所在地
岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1